木綿針で縁をチクチク手縫い。
さて、何を作っているのでしょう?
畳縁の雑貨ではなく、
寺社で見かける特殊な畳です!
お客さまからの依頼で、
祭壇の前で厚い置き畳を使用したい。
と、畳替えと一緒にご注文いただきました。
四方紋縁をあしらった置き畳。
寺社で使われている有職畳の技法で製作。
表も裏も、紋様が綺麗に出るように縫い留めます
裏面は曲がり針ですくい縫い。
数年ぶりの仕事に感覚を思い出しながら。
高級な置き畳が完成しました。
和室の畳は、熊本産高級い草をふんだんに使用した「桜」ランクの畳表で表替え。
色艶が美しく、目のしっかり詰まった畳屋が見惚れる畳。
快適にお過ごしいただけたら幸いです。
ありがとうございます!